豊見城村史 第六巻 戦争編

更新日:2023年02月01日

「豊見城村史 第六巻」という題のワインレッド色の本が立っている写真

内容について

 豊見城村史第6巻『戦争編』は、平成9年から本格的調査を行い、戦争体験者の証言記録、当時の日米の軍事記録、行政文書、統計資料などを収集し、分析・整理したものです。本巻では、豊見城村民が当時体験した沖縄戦の様相を具体的に記録することに重点をおき、さらに植民地やアジア太平洋の占領地での豊見城村民の体験記録にも力を入れました。各字ごとの動きや、戦災被害、県民の食糧事情や、戦闘協力のほか、悲惨な境遇を述べた有名な大田司令官の「沖縄県民斯ク戦エリ…」の電文も収録されています。

真ん中に赤で印がつけられた分布図に複数のモノクロ写真が入った分布図の写真

付録に「村内戦争関連遺構分布図」付いてます。

目次と執筆者

  • 第1章 戦争への道のり (安仁屋 政昭)
  • 第2章 戦時体制への移行
    1. 太平洋戦争と沖縄 (平良 宗潤)
    2. 戦時体制の強化と住民生活 (平良 宗潤)
    3. 疎開 (登川 吉雄、吉浜 忍)
  • 第3章 戦場となった沖縄
  • 第三二軍の配備 (井上 秀雄)
    1. 米軍上陸と沖縄戦の推移 (井上 秀雄)
    2. 沖縄方面根拠地隊と海軍司令部壕 (登川 吉雄)
    3. 戦場となった豊見城 (長嶺 栄一)
    4. 伊良波収容所 (長嶺 栄一)
  • 第4章 沖縄戦の終結と被害 (吉浜 忍)
  • 第5章 字にみる沖縄戦 (吉浜 忍、事務局)
  • 第6章 戦火止んで (大城 正祺)
  • 第7章 太平洋戦争の終結と沖縄 (安仁屋 政昭)
  • 第8章 村民の戦争体験(証言62編、寄稿23編、転載6編)
  • 資料編 海軍電報について
  • (付録)村内戦争関連遺構分布図

書誌情報

  • 2001年(平成13)発刊
  • B5サイズ
  • 全1,076ページ
  • 2.60キログラム
  • ケース・村内戦争関連遺構分布図 付き

販売について(2021年4月22日更新)

1 文化課(市立中央図書館1階) 豊見城市字伊良波392番地

平日 8時30分~17時15分 土曜日・日曜日・祝日の販売は行っておりません

2 教育総務課(市役所4階) 豊見城市宜保一丁目1番地1

平日 8時30分~17時15分 土曜日・日曜日・祝日の販売は行っておりません

3 道の駅豊崎てぃぐま館 沖縄県豊見城市豊崎1-116

年中無休 9時~18時 (特別な場合除く)
問い合わせ先

098-856-8766

4 県外や遠方からの購入を希望される方は、「お問い合わせ」フォームか文化課(098-856-3671)まで御一報ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化課
〒901-0232 沖縄県豊見城市伊良波392番地
電話番号:098-856-3671
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