豊見城村史「復刻版」

更新日:2023年02月01日

「豊見城村史」と書かれた黒い本が立っている写真

内容について

 1964年(昭和39)、豊見城村で初めて『豊見城村史』が発行されました。戦争により多くの資料が散逸しながらも、巻頭カラーには歴代間切長、歴代村長らの写真に加え1964年当時の村役所職員、小中学校の教諭、村の風景などが掲載されています。また、当時の村の自然状況、行政、教育、文化、村の風俗習慣、年中行事、産業、建設通信など、多岐に渡る項目が掲載されています。
 『豊見城村史』の編集作業は、島尻地区で他に先駆けて行われ、戦後から復帰前であった当時の豊見城村を知ることができる資料です。豊見城の今昔を知る上でも、ぜひご一読ください。

目次と執筆者

  • 第1章 自然の状況 (位置と地勢、琉球の気候)
  • 第2章 豊見城村の発祥 (豊見城村の先史時代、村内における御嶽、各所祭祀の状況、部落の変遷など)
  • 第3章 行政 (豊見城間切番所以前~戦後の歩み、村財政、村議会など)
  • 第4章 琉球の諸制度 (土地の制度、税制の沿革、琉球の貨幣制度など)
  • 第5章 経済振興基本計画書計画編 (事業計画、資金計画など)
  • 第6章 教育 (豊見城村内の小・中・高について、社会教育など)
  • 第7章 人物 (座安親雲上、宜保成晴、大城盛昌、瀬長清、高良亀造、豊川忠進、上原仁太郎、瀬長亀次郎、瀬長浩)
  • 第8章 口碑伝説 (七元結、中浜万次郎と徳門、テーラシカマグチ、赤嶺新本次など)
  • 第9章 部落 (23部落の概況、歴代区長一覧など)
  • 第10章 文化 (名所旧跡、歌謡、童謡など)
  • 第11章 村の風俗習慣 (祖先崇拝、門中、村の風俗習慣、衣食住など)
  • 第12章 年中行事 (1月~12月までの年中行事)
  • 第13章 産業 (農業、畜産、水産、工業、豊見城村農業協同組合など)
  • 第14章 建設通信 (交通の変遷、電気通信、建築など)
  • 第15章 社会 (医療、村民の保健、社会福祉事業など)
  • 第16章 公衙 (番所宿次、豊見城村郵便局、巡査駐在所)

執筆者:金城盛兼氏

書誌情報

  • 1964年(昭和39)発刊・1993年(平成4年)復刻
  • A5サイズ
  • 全904ページ
  • 1.64キログラム

販売について(2021年4月22日更新)

1 文化課(市立中央図書館1階) 豊見城市字伊良波392番地

 平日 8時30分~17時15分 土曜日、日曜日、祝日の販売は行っておりません

2 教育総務課(市役所4階) 豊見城市宜保一丁目1番地1

平日 8時30分~17時15分 土曜日、日曜日、祝日の販売は行っておりません

3 道の駅豊崎てぃぐま館 沖縄県豊見城市豊崎1-116

年中無休 9時~18時 (特別な場合除く)
問い合わせ先

098-856-8766

4 県外や遠方からの購入を希望される方は、「お問い合わせ」フォームか文化課(098-856-3671)まで御一報ください。

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この記事に関するお問い合わせ先

教育部 文化課
〒901-0232 沖縄県豊見城市伊良波392番地
電話番号:098-856-3671
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