豊見城市墓地等の経営許可等に関する条例について

墓地の経営について

豊見城市墓地等の経営許可等に関する条例が令和5年4月1日より施行されました。

本条例は、墓地埋葬法第10条に係る墓地等の経営の許可基準及び手続き等について必要な事項を定めており、これまでの許可基準及び手続き等に変更があります。

市内において墓地等（※）を設置する方は、市長の許可が必要になります。

無許可で墓地等を設置した場合は、墓地埋葬法第20条の規定により懲役または罰則に処されるほか、市条例第23条の規定により氏名等を公表する場合があります。

市内で墓地等の設置を予定されている方は、本条例及び施行規則をよくお読みになり、下記お問い合わせ先までご連絡ください。

※墓地等とは墓地、納骨堂及び火葬場のことをいう。

1.墓地等経営許可申請の前に追加される手続き

事前協議
標識の設置
説明会の開催（個人墓地は除く）
近隣住民等（※）との協議

※近隣住民等とは

1.墓地等の計画地がある自治会の長

2.墓地等の計画地が他の自治会区域内の土地に接する場合は、接する土地がある自治会の長

3.墓地等の区域の境界線から水平距離が100メートル以内に存する建物の所有者、管理者及び居住者

2.その他、変更・追加される主な事項

経営の主体
1. 宗教法人は、市内に主たる事務所又は従たる事務所を有していること
2. 公益社団法人又は公益財団法人は、市内に主たる事務所又は従たる事務所を有していること
墓地規制区域の明文化
個人墓地の継承の届出（祭祀を承継した場合）
経営者の遵守事項（適正管理）
立ち入り調査
勧告・公表等

条例及び施行規則

豊見城市墓地等の経営の許可等に関する条例(PDFファイル:167.9KB)

豊見城市墓地等の経営の許可等に関する条例施行規則(PDFファイル:545.6KB)

墓地規制区域について

以下の区域においては、新たな墓地の設置及び拡張はできません。

1．市街化区域

2．地区計画区域

3．都市計画法第34条第11号の区域

4．瀬長島

※豊見城市では、本市の実情に沿った適切な墓地行政の促進を目的として平成25年3月に「豊見城市墓地基本計画」を制定しております。墓地規制区域は本計画に基づき指定されております。

個人墓地について

個人墓地は、公営墓地等が利用できない場合など、やむを得ない事情があり、自己又は自己の親族のために設置しようとする場合に限り許可するものです。

1.個人墓地の経営許可申請にあたっての注意点

地目上の「墓地」と「墓地埋葬法」の許可を受けた「墓地」とは別です。土地の地目が「墓地」だからといって、無許可で墓地（墳墓）を設置することはできません。
設置場所は、申請者が所有し、抵当権が存しないこと。
個人墓地の敷地面積は、30平方メートル以下とすること。
事前協議、工事完了検査は申請者本人が立会を行うこと。
近隣住民等との協議は業者任せにせず、申請者本人が同席すること。
近隣住民等との協議は、誠実に対応し、理解を得るように務めること。
条例等に不適合の場合は、不許可処分となります。測量や登記等には、経費がかかるため、許可の見通しが立ってから行うことが望ましい。

法人墓地を検討されている方へ

宗教法人、公益法人として墓地経営を検討している場合は、生活環境課までご相談ください。

申請に必要な書類等をご案内いたします。

墓地等の経営の許可申請に関する手続きについて

市民の皆様へのお願い

墓地は2〜3日で造成することが可能であるため、無許可墓地造成の未然防止には早期発見・早期対応が重要です。令和5年4月1日以降市内において標識を設置せずに造成している墓地を発見した時は速やかにご連絡をお願いします。