非核平和都市宣言

更新日:2023年02月01日

非核平和都市宣言

世界の平和と安全は、人類をはじめ地球上すべての生物の存在に不可欠の要件であり、真の恒久平和は全人類の普遍の願いである。
我々は、国連憲章及び日本国憲法の理念に基づき、世界の恒久平和を念願し、平和主義の原則を掲げ市民が安心して住める文化の香り高い都市として発展するための努力を続けているところである。
しかるに、世界の核兵器は人類をはじめ、すべての生物の生存に深刻な脅威を与えている。去る第二次世界大戦においては、広島に原爆が投下され全世界唯一の被爆国となり、かつ我が国において唯一の地上戦を体験した我々は、核兵器廃絶、恒久平和をノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ、ノーモアオキナワと訴え続けていくことが、人類はじめ地球上すべての生物の生存と世界平和が実現するものと確信する。
よって、我々はすべての核兵器保有国に対して、核兵器をただちに廃絶し、全人類が平和的な共存共栄の道を踏み出すよう強く訴え、ここに本市は、生命の永遠の存在と平和のため全世界の人類に「非核平和都市」を豊見城市民の名において宣言する。

平成元年10月5日 沖縄県豊見城村
(平成14年4月より豊見城市)