豊見城市コミュニティ・スクールについて

更新日:2025年07月22日

2024年度 市内全小中学校でスタート!

豊見城市では、地域とともにある学校づくりを目指し2024年度から市内全小中学校でコミュニティ・スクールがスタートしました。

 

コミュニティ・スクールとは

保護者や地域住民の皆さんが学校運営に参画する仕組みとして、学校運営協議会を設置した学校を「コミュニティ・スクール」といいます。

地域とともにある学校として、保護者・地域住民の皆さんと教職員が、学校の教育ビジョンや課題を共有し、ともに知恵を出し合いながら、教育活動の充実と学校や地域課題の解決につなげていく取り組みです。

 

法律(地教行法第47条の5)に基づいて教育委員会が学校に設置する学校運営協議会には、主な役割として、
・校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
・学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができる
・教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる

の3つがあります。

豊見城市コミュニティ・スクールの推進イメージ

コミュニティ・スクールを導入することで・・・(導入後の効果)

保護者・地域住民等も子供たちの教育の当事者となり、責任感を持って積極的に子供への教育に携わることができるようになります。

○お互いに顔がわかる関係になり、地域住民等が子供たちに積極的に声をかけたり、直接助言したりする場面が増加します。
○学校が保護者や地域住民等と一緒に課題等に対する対応策を考え、実行に移すことができます。
地域ぐるみで効果的に子供を育む体制が構築されます。

保護者や地域住民等にとって学校運営や教育活動への参画は、自己有用感や生きがいにつながります。さらに、子供たちの学びや体験が充実します。

○多くの大人の専門性や地域の力を生かした学校運営や教育活動が実現し、子供たちに多様な経験を積ませることができます。
○学校が社会的なつながりを得られる場となり、地域のよりどころとなります。
○地域の特性を生かした学びを目標を共有した上で実施することにより、学校での学びがより豊かで広がりを持ちます。

保護者や地域住民等と学校が顔が見える関係となり、保護者や地域住民等の理解と協力を得た学校運営が実現します。

○学校の現状や運営方針について理解が深まり、地域住民等が学校の応援団となります。
○学校・家庭・地域の「適切な役割分担」により、教職員が子供と向き合う時間の確保につながります。

地域の課題解決に向けた取組や大規模災害時の緊急対応等に、学校と地域が一体となって取り組むことができます。

地域学校協働活動とは

「地域学校協働活動」とは、地域の高齢者、成人、学生、保護者、PTA、NPO、民間企業、団体・機関等の幅広い地域住民等の参画を得て、地域全体で子供たちの学びや成長を支えるとともに、「学校を核とした地域づくり」を目指して、地域と学校が相互にパートナーとして連携・協働して行う様々な活動です。
子供の成長を軸として、地域と学校がパートナーとして連携・協働し、意見を出し合い学び合う中で、地域の将来を担う人材の育成を図るとともに、地域住民のつながりを深め、自立した地域社会の基盤の構築・活性化を図る「学校を核とした地域づくり」を推進し、地域の創生につながっていくことが期待されます。例えば、子供たちが地域に出て行って郷土学習を行ったり、地域住民と共に地域課題を解決したり、地域の行事に参画して共に地域づくりに関わるといった活動が挙げられます。

地域全体で未来を担う子供たちの成長を支える仕組み

参考資料

市内小中学校のコミュニティ・スクール

この記事に関するお問い合わせ先

教育部 教育指導課
〒901-0292 沖縄県豊見城市宜保一丁目1番地1
電話番号:098-850-3543
ファックス:098-850-1860
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