2021「子ども読書の日」および「こどもの読書週間」について

 4月23日は、子どもの読書活動についての関心と理解を深めるとともに、子どもが積極的に読書活動を行う意欲を高めるため、2001年に「子ども読書の日」と定められました。また、読書推進運動協議会は、子ども読書の日である4月23日から5月12日までの約3週間を「こどもの読書週間」と定め、第63回目となる2021年は、多数の応募の中から「いっしょに よもう、いっぱい よもう」が標語に選ばれました。

 「こどもの読書週間」の主催団体である公益社団法人 読書推進運動協議会は、テーマとして『家庭・地域読書のすすめ』をとりあげ、「家庭・地域に子ども文庫をつくろう」「親子読書を育てよう」など、家庭・地域における、子どもの読書推進に力をそそいでいますが、家庭における読書環境の整備における重要な点として、以下の3点を挙げています。

1. 幼児には父母が読んで聞かせてあげる
2. 子どもたちの身近にいつも本を置くことを考え、毎日たとえ短い時間でも本を読むことをすすめ、本を読むのを聞いてあげる。
3. そして大切なことは、父母自ら読書する姿を、子どもたちの眼にふれさせる

 やがて、そこに本を中心とした話題が生まれ、親子の対話に発展するのです。

 本市では子どもが読書の楽しさに気づき、自ら読書を楽しむことのできる環境づくりを目標に「第二次豊見城市子供の読書活動推進計画（2019年度〜2023年度）」を策定しました。
 この計画に基づき、豊見城市の子どもたちが、たくさんの本に出会い、子どもたちの成長に応じた読書活動ができるよう、読書環境の整備に努め、家庭・地域・学校等が一層力を合わせて、読書活動の取組を行ってまいります。

 豊見城市立中央図書館では、「子ども読書の日」および「こどもの読書週間」に合わせたイベントを企画しています。

 豊見城市立中央図書館 子供読書月間 4月23日（金曜日）〜5月23日（日曜日）
〜あふれる本の森へようこそ！ お気に入りの1さつ み〜つけた！〜

• 「特別おはなし会」 4月25日（日曜日）午後2時30分〜3時10分 図書館1階 大集会室にて（定員20名）当日先着順
  パパさんボランティアによるいつもよりちょっぴりグレードアップしたおはなし会をお送りします。
• 「みんなのおすすめ児童書」展示 児童コーナーにて
  あなたのおすすめする児童書を児童コーナーに設置している用紙に記入し箱にお入れください。期間中、児童コーナーにて司書のおすすめする本と併せて展示します！
• 本の貸出冊数おひとり最大15冊まで！

 文部科学省が令和2年3月16日に、新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業期間における児童生徒の学習の支援方策の一つとして開設した「子供の読書キャンペーン」特設ページについて、令和3年度の「子ども読書の日」（4月23日）に向けて、デザインや内容の更新についての変更が行われています。
 この特設ページでは、著名人のおすすめの本や、読書関係団体の取組等を紹介していますが、今回の更新においては、萩生田光一文部科学大臣からの児童生徒や保護者を対象としたメッセージや「著名人のおすすめ本」の追加を行っておりますので、ぜひご覧ください。