麻しんの国内伝播事例が増加しています!【注意喚起】

更新日:2023年05月25日

麻しん風しん混合(MR)ワクチン等を受けましょう

現在、海外において麻しんの流行が報告されており、今般、国内においても、茨城県や東京都で、海外からの輸入症例を契機としてた感染伝播事例が報告されております。

麻しんの感染予防法として最も有効な手段は、麻しんの予防接種です。対象年齢になりましたら、早めに予防接種を受けさせましょう。

【麻しんとは】

麻しん患者のせきやくしゃみ、会話等で発生するしぶきの中に含まれる麻しんウイルスを吸い込むことにより感染します(飛沫感染)。麻しんウイルスの感染力は強く、空気中を漂うウイルス粒子を吸い込むだけで感染します(空気感染)。

典型的な症状は、高熱、せき、鼻汁、眼瞼結膜の充血、発疹であり、主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。患者100人中、中耳炎は約7〜9人、肺炎は約1〜6人、脳炎は約1000人に1〜2名の割合で発生がみられます。また、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)は、麻しん患者約10万例に1〜2例発生します。また、患者の約1000人に1人が死亡するとても重症の病気です。

【対象年齢及び接種回数】

・1期:1歳〜2歳未満⇒1回接種

・2期:小学校就学直前の1年間(4月1日〜3月31日)⇒1回接種

の全2回となります。

 

 

【予防接種の受け方】

対象年齢になったら予診票を送付します。予診票が届いたら同封された説明書をよく読んで、早めに予防接種を受けさせてください。(事前に医療機関での予約が必要です。)

・対象年齢を過ぎると全額自己負担になります。

・転出した場合は、豊見城市発行の予診票は使用できません。

【予防接種を受けるときに必要なもの】

・予診票(紛失された場合は、再発行することができます。)

・親子(母子)健康手帳

・住所、氏名、年齢が確認できるもの(健康保険証など)

 

この記事に関するお問い合わせ先

こども未来部 子育て支援課
〒901-0292 沖縄県豊見城市宜保一丁目1番地1
電話番号:098-850-0143
ファックス:098-856-7046
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