令和6年度・市長コラム(Vol.15~Vol.26)

更新日:2025年11月04日

Vol.26_ハワイ交流

ハワイ交流
koramu-26
豊見城村人会懇親会

   2025年は、沖縄ハワイ移民125周年という節目の年ということで、ハワイで開催される記念式典に御案内いただきました。年明け早々、外間剛市議会議長と共に豊見城市を代表してハワイへ。ダニエル・K・イノウエ国際空港に到着後、そのまま記念式典会場へ向かい、スピーチもさせていただきました。ハワイの方々へも豊見城市のPRができたのではないかと思います。

   式典後、ハワイ州庁舎を訪問し、州知事の奥様と副知事にお会いしました。沖縄に対しては非常に好感を持っておられるとのことで、加えて、本市も協力しましたマウイ島山火事被害への義援金に対し、大変感謝しておられました。今後も関係を深めていければと思っています。

   ハワイをアテンドしていただいたのは、豊見城の字高安にルーツを持つ、現地小学校の教頭先生でした。沖縄県人会やトミグスクンチュ会との交流会では、心温まる愛情いっぱいのおもてなしを受け、感謝感激がやむことはありませんでした!

   沖縄県人会は今や4世、5世が中心となっており、生まれがハワイであるにも関わらず、ルーツである沖縄、そして豊見城に対する思いがとても強いです。今、豊見城に暮らす私達はもっと地域の歴史を知り、子どもたちに伝え、地域への愛を育むことが望ましいと感じました。地域への愛が、家族を含めたそこに暮らす人と人を繋げ、強い絆となり、豊かなまちになるものと考えています。

   県人会の方とコミュニケーションをとるたびに、沖縄への思いに触れ、うれしく思うとともに、身が引き締まります。

   豊見城市長として、市の発展のため、誇りを持って市政運営に努め、またこれから、ハワイとの結びつきをカタチにするため、教育交流、経済交流を促進してまいりたいと考えています。マハロ!(ありがとうございます!)

(広報とみぐすくNo708_2025.3月号掲載)

Vol.25_長嶺中OB野球大会

長嶺中OB野球大会
koramu-25
全世代間の集合写真2025年

   私は、毎年1月2日の早朝、最優先するイベントがあります。それが、母校である長嶺中学校のOB野球大会であります。参加者が100名を超える大規模な大会です。私が中学時代、所属していたのはバスケットボール部で、「バスケ部なのになぜ野球大会?」と思われるかもしれませんが、野球部以外の参加者もいます。

   私が初めて参加したのは29歳の頃で、10年以上前になります。市議会議員に初出馬した際には、長嶺中卒業生ということで、とても熱く応援していただきました。OB野球大会は30年以上の歴史があり、親子対決、そろそろ三世代対決もあり得るのでは、と勝手に期待しています。

   野球大会だけでなく、「長嶺中卒業生」、「長嶺中〇期生」という共通点で、卒業生同士が親交を交わし、サポートするシーンがよくあり、とても誇らしい気持ちになります。1月12日には各中学校区で「はたちの集い」が開催されましたが、参加された皆さんには(参加できなかった皆さんも)、これからもずっと、母校の同級生、先輩、後輩との繋がりを大切にしてほしいと願っています。それが、豊見城市の活力になると感じています。

   長嶺中OB野球大会がこれからも活発に開催されることを願うとともに、皆さまも卒業生同士で集まって、イベントを開催してみてはいかがでしょうか。

(広報とみぐすくNo707_2025.2月号掲載)

Vol.24_大相撲 伊勢ケ濱部屋 来たる

大相撲 伊勢ケ濱部屋 来たる
koramu-24-1 koramu-24-2
伊勢ケ濱親方 伊勢ケ濱部屋の伯桜鵬関

   市民の皆さま、あけましておめでとうございます!今年も元気に過ごされる事を願っております。

   さて、私はかねてから市の発展のため、スポーツを軸に成長戦略を!と訴えてまいりました。それが功を奏したのか、大相撲伊勢ヶ濱部屋の親方をはじめ、約20名の力士が昨年12月12日から22日までの期間、我が豊見城市の嘉数自治会コミュニティ施設で合宿をされました。沖縄巡業に併せてのことです。伊勢ヶ濱部屋の合宿は、過去に私が市議会議員時代にも実施しており、久しぶりの開催でした。今回は波平邦孝市議が部屋との調整役として尽力してくれました。

   市内小中学校、高齢者施設等、多くの児童生徒、市民と力士とのふれあいの場が実現し、大変好評でした。元旭富士である伊勢ヶ濱親方もとても素敵な方で、親方自身も豊見城市での合宿に満足しておられたように感じました。これを機にさらに絆を深め、またお越しいただける体制を作りたいと思います。伊勢ヶ濱部屋の力士の皆さまにおかれましては、一月場所での大活躍を期待しております。また、合宿へご協力いただいた嘉数自治会の皆さまへ心より感謝申し上げます。

   このような取り組みをはじめとして、一人でも多くの市民が幸せを感じるような、また、富を生み、進化する豊見城市を目指して力を尽くして参りますので、令和7年もどうぞよろしくお願いします。

(広報とみぐすくNo706_2025.1月号掲載)

Vol.23_マヌカハニー

マヌカハニー
koramu-23
第9回とみぐすく産業フェスタ/株式会社ハニーフュージョン

   あっという間に年末ですね。市民の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?沖縄も寒くなりましたが、体調管理をしっかりされて、新年に備えてくださいね!

   体調管理は皆さま、どうされていますか?ランニングやウォーキング、ジムでの筋トレなどの運動、また、サウナや食事管理など、きっと様々でしょう。僕もできる限り運動はしたいと思ってい ますが、スケジュール上、毎日のルーティンには厳しいものがあります・・・習慣は大事ですよね!

   習慣といえば、食事で習慣になっていることがあり、それは『マヌカハニーを摂ること』です。マヌカハニーというのは、マヌカという花の蜜から作られたハチミツのことで、マヌカの花は主にニュージーランドなどで生育しているそうです。ニュージーランドの先住民であるマオリの人々は昔から摂っていたとか。

   豊見城市に『ハニーフュージョン』というマヌカハニー専門店があるのをご存じですか?『ハニーフュージョン』さんは10月に開催された『とみぐすく産業フェスタ』にも出店されており、一部商品は『沖縄県優良県産品』としても推奨されています。皆さんもお目にかかった際には一度試してみてはいかがでしょうか?

   豊見城市にはこのように、素晴らしい商品を扱う事業所がたくさんあります。これからもますます、いろいろな素敵な商品、事業所でにぎわうまちとなるよう、市長として体調を維持しつつ、力を尽くしてまいります。皆さまも、それぞれに合った健康づくりをされ、楽しい年末をお過ごしください。

(広報とみぐすくNo705_2024.12月号掲載)

Vol.22_CHURAUMI SUPRUN2024

CHURAUMI SUPRUN2024
koramu-22-1 koramu-22-2
主催の田中律子さんとBIG SUPレースの様子

   市民の皆さま、いつも『広報とみぐすく』をご覧いただきありがとうございます。私のコラムにつきましても、アンケートや直接お会いする方に「毎月楽しみにしています。」などの声をいただきます。ありがたい限りです。

   さて、10月5日と6日に豊崎美らSUNビーチで開催された『CHURAUMI SUPRUN2024』に、職員と一緒に参加しました。SUP(サップ)というのはサーフボードのようなもので、ボードの上に立って、パドルで漕ぐウォーターアクティビティです。SUPは1人乗りもありますが、BIG SUPといって複数名が乗れるものもあり、私はBIG SUPレースに出場しました。

   10月でしたが、真夏のような気温と、快晴というSUP日和でした。最終的に私たちは4レース出場したのですが、当初、こんなに出場すると思っておらず、1レース後に職員たちと和気あいあい、バスケをしたりしていました。大会後は、体中の筋肉が悲鳴・・・。

   しかし、何と!!!職員皆と力を合わせることができたおかげで、企業・団体の部第3位になる事ができました!!!初出場でしたがとても楽しかったので、次回は市民の皆さまをはじめ多くの 方々、SUP未経験の方々にもエントリーしてもらい、SUPの楽し さ、豊崎美らSUNビーチを体感してほしいと思いました。

   さて、私は市長に就任して、11月で2年目を迎えます。豊見城市役所というBIG SUPに乗り、職員皆と力を合わせ、令和という大海原を駆け抜けたいと思います。

(広報とみぐすくNo704_2024.11月号掲載)

Vol.21_ピンクリボン運動

ピンクリボン運動
koramu-21-1 koramu-21-2
ピンクリボン・ノット号とパラセーリングの様子

   市民の皆さま、与根漁港でパラセーリング体験ができる事をご存じでしたでしょうか?『ゆにはま』さんがその事業を行っていますが、同時に『ピンクリボン運動』も行っているんです。

   ピンクリボン運動とは、乳がんの早期発見、早期診断、適切な治療の重要性を伝えるための運動です。「乳がんで悲しむ人を一 人でも減らしたい」との想いから、1980年代にアメリカで始まり、2000年頃から日本でも盛んになってきました。乳がん検診の早期受診を呼びかけるために、行政、市民団体、企業などが独自のピンクリボンマークを掲げ、様々な活動を行っています。

   ゆにはまさんは、ピンクの船(ピンクリボン・ノット号)でピンクリボン運動を行っています。ピンクリボン・ノット号は、ゆにはまさんの常連客である北海道の医師が、妻の乳がん罹患をきっかけに購入し、ゆにはまさんが借り受け、ピンクリボン運動に活用しているそうです。

   私もピンクリボン・ノット号に乗り、パラセーリング体験をしながら、「受けよう乳がん検診」のプラカードを掲げて、乳がん検診受診をPRしました。上空300メートルまで上がるということで、普段目にする事のない絶景です。広い海、水平線、ミニチュアのような街並み、そして豊見城市の立地ならではの、「着陸態勢の飛行機と同じ目線」はとても気持ちよかったです。エキサイティング!

   皆さま、健康のため、乳がん検診を受診してください。家族やパートナーにもお伝えください。また、広報とみぐすく今月号で、パラセーリング体験の読者プレゼントも行っています。23ページをご覧ください。

(広報とみぐすくNo703_2024.10月号掲載)

Vol.20_古酒

古酒
koramu-20-1 koramu-20-2
The Vanilla 14年古酒43度 甕熟成18年古酒40度

   市民の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?今年の夏は、全国的に『危険な暑さ』の夏となりましたね。子供たちの夏休みも終 わりましたが、子供たちに「お家でゴロゴロしてないで外で遊んできなさい!」なんて言えませんね。熱中症警戒アラートが連日 発表され、熱中症にならないような行動が必要です。沖縄ではまだ暑い日々が続きそうですので、皆さま、熱中症には十分お気をつけください。

   さて、話は変わりまして、報道でご存じの方も多いと思います が、豊見城市の忠孝酒造株式会社が、世界三大酒類コンペの一 つ、「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション2024焼酎部門」において、「甕熟成18年古酒40度」と「The Vanilla  14年古酒43度 」が、最高評価の金賞(GoldOutstanding)を受賞されました。おめでとうございます。豊見城 市の泡盛が世界一になったことを大変誇りに思います。

   私も、仲間からもらった古酒甕が自宅にありました。もらってから7年経ち、「開けてみんなで飲もう」という機会があり、「7年も熟成されて、どんなに美味しくなっているんだろうか」とワクワ クして封を開けました。すると空。空っぽ。ない。一滴も。誰か飲んだ?しかし封はされていました。甕は呼吸するからお酒を定期的に継ぎ足す必要がある、という話を聞いたことがあります。甕が呼吸というより、飲んでいるのでは?甕の中が空だったとき、場の時間が止まってしまいました。この苦い経験を活かし、現在はお酒がもれにくいという、こちらも忠孝酒造オリジナルの焼き物、『琉球城焼』に古酒を寝かせています。数年後が楽しみです。(お酒は20歳になってから)

(広報とみぐすくNo702_2024.9月号掲載)

Vol.19_うさぎ事件

うさぎ事件
koramu-19-2 koramu-19-1

   今回は久しぶりに、私の子育てに関するエピソードです。私の三男坊が幼稚園の頃のことです。(現在は高校生。)三男が通う幼稚園ではうさぎを飼っていて、園児達はかわいがっていました。

   ある日、妻が三男のお迎えに行くと、先生から「今日、〇〇君(三男)が、園庭のうさぎを穴 に埋めようとしていて…ご家庭でもご指導お願いします。」と言われたそうです。

   母親である妻としては、「息子はそういうことをする子じゃない!」と思いつつ、それが故意 なら絶対許さんっ。と複雑な気持ちを抱きながら「本人から事情を聞いてみます。」と答え、 釈然としないまま帰宅したそうです。私は帰宅後、この話を聞き、三男に「なぜそのようなことをしたのか。」と聞きました。すると三男は「うさぎさんが寒さでブルブル震えていたから、巣に 入れて暖かくしたくて・・・そして冷たい風が入らないよう土で閉じたんだ。」と言いました。

   なんとまぁ予想外の回答…。その日は確かに1月の寒い冬でした。私も妻も、疑い、問い詰めモードに反省しました。「なるほどね、うさぎさんを暖めたかったんだね、優しいね。」とギュッとハグ。それから、丁寧に、うさぎは穴を掘ることがあるが、そこに埋めてしまったら息ができなくなることを伝えました。

   小さい子どもであっても、一方的に決めつけず、「相手の話を聞く」ことの大切さを実感させられた出来事でした。この出来事を思い出すたび、大変だけど子育ての楽しさを感じます! 子どもだけでなく、様々な年齢、立場の方々の話を聞き、理解し合いながら街づくりに邁進して参ります。

(広報とみぐすくNo701_2024.8月号掲載)

Vol.18_姉妹都市・高千穂町へ感謝の想い

姉妹都市・高千穂町へ感謝の想い
koramu-18-2
金城昌勝さんら真玉橋有志メンバーと高千穂町児童たち
koramu-18-1
友好記念の銅像/高千穂町・甲斐町長

   先日、元豊見城村議会議長であり、名誉市民である金城昌勝さんが お越しくださいました。戦時中であった金城昌勝さんが10歳の頃、宮崎県高千穂町に疎開し、2年間お世話になったそうです。その高千穂 町を訪問されたご報告でした。

   ご承知のとおり、高千穂町と本市は姉妹都市です。昭和19年、豊見 城市の第1国民学校(現在の長嶺小学校)の約150人が高千穂町にお世話になったことが、姉妹都市となるきっかけとなりました。

   私も昨年、高千穂町にお伺いした際、甲斐町長をはじめ、町役場総出で歓迎いただき、大変うれしく思いました。役場前には、本市との友好を記念した銅像もあります。(写真参照) 

   今回、金城昌勝さんは、真玉橋自治会有志の25名の方々と一緒に、 高千穂町を訪問され、疎開当時の壮絶な体験を、高千穂町の子どもたちへお話しされたそうです。子どもたちからのお礼の手紙も拝見させ ていただきました。

   当時、疎開した子どもたちは、食事も十分に摂れず、成長期にもかか わらず、身長も体重も成長しなかったそうです。さらには、遠く離れた 両親や家族のことを想う日々。少しお話を伺っただけですが、心が潰 れるようでした。戦後、現代の日本で生活している私たちには想像を絶する困難な日々だったことでしょう。しかし、長年の月日を経て、有 志の方々と訪れた高千穂町は素晴らしかったと語ってくださいました。

   金城昌勝さんのような先輩方の頑張りにより、今の豊見城市があると考えています。私は、市長として先輩方の想いを受け継ぎ、高千穂町をはじめ、姉妹都市である美郷町、土佐清水市との絆を深めてまいります。

(広報とみぐすくNo700_2024.7月号掲載)

Vol.17_中学生の台湾とのバスケ国際交流

中学生の台湾とのバスケ国際交流
koramu-17-1 koramu-17-2
バスケットボール国際交流の様子

   今年のゴールデンウイークに、台湾から13歳以下のバスケットボール選手を招き、豊見城市の中学生とのバスケットボール交流大会を開催しました。これまでも台湾とは各分野で交流をしてきた経緯があったことから、教育、スポーツ分野でも交流を、と台湾の方々から提案があったことがきっかけでした。

   台湾phoenix、豊見城中、長嶺中、伊良波・豊崎中合同、そして琉球ゴールデンキングスの15歳以下のチームにも参加いただき、合わせて5チームで2日間のリーグ戦を行いました。

   学生たち、初めはよそよそしかったのですが、次第に単語やジェスチャーを交え、コミュニケーションを取るように。「気持ちを伝えたい!聞きたい!」という思いから英語を学ぼうという意欲がわいてくるものと期待しており、そのような環境を作ることも私の役目だと考えています。大会が終わる頃には、声をかけあったり、握手したり、ハグしたり、それぞれ別れを惜しんでいました。今回の大会で芽生えた友情が、海を越えても続くことを願っています。また、継続的な交流の必要性も感じました。

   今回の大会開催について、企画段階から御尽力いただいた豊見城市バスケットボール協会の皆さまには、心から感謝申し上げます。また、台湾phoenix をはじめ、参加いただいたチームの選手、家族、指導者および関係者の皆さまにも重ねて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからも"グローバル人材"を創出するため、力を尽くしてまいります。

(広報とみぐすくNo699_2024.6月号掲載)

Vol.16_与根沖は神秘的

与根沖は神秘的
koramu-16-1 koramu-16-2
里海珊瑚プロジェクトの様子

   4月18日、与根漁港地先において『里海珊瑚プロジェクト』を 視察してきました。このプロジェクトは、糸満漁業協同組合与根 支部とサンクスラボ株式会社共同の取組みで、次世代に良好な自然環境の継承を行うことや、サンゴ礁の回復を目的として、与根漁港地先のサンゴを陸上養殖で増やし、再び与根の海に植え付けるものです。

   以前から豊見城の海に潜りたいと思っていたので、喜んで伺いました。酸素ボンベを背負って海に潜りましたが、想像を超え る光景でした。透明度が高く、トロピカルフィッシュが泳いでい て、ニモ(カクレクマノミ)にも出会いました。感激のあまり、海中 で一人叫んでいました。(レギュレーターをくわえながら。)

   与根支部の大城さんによれば、その日は海のコンディション が悪く、濁っている方とのことで、その日の海でも素晴らしかっ たのに、さらに素晴らしい日があるとは!

   私も、海中の土台にサンゴの植え付けを行いました。植え付 けたサンゴが、数年かけてサンゴ礁へ成長する姿を見守ってい きたいと思います。そして、この取組みが好循環を生み出し、永 続的に豊かな海であり続けることを願っています。また、このようなプロジェクトを通して、地域の皆さまにも豊見城の海の素晴らしさを再認識していただきたいとも思いました。糸満漁業協同組合与根支部の皆さま 、サンクスラボ 株式会社の皆さまには御尽力に感謝します。またすぐにでも潜りたい思いです。市民の皆さ まにも、美しい、豊見城の海の中を見ていただきたいです。

(広報とみぐすくNo698_2024.5月号掲載)

Vol.15_豊崎中学校の校歌完成!

豊崎中学校の校歌完成!
koramu-15-1 koramu-15-2
伊良波中学校で行われた豊崎中学校校歌・公開練習会の様子

   いよいよこの春、本市4校目の中学校となる豊崎中学校が開校します!報道でご存じの方も多いかと思いますが、本市の観光大使であるかりゆし58の前川真悟さんと音楽家の前濱吉郎さんに昨年8月、豊崎中学校の校歌の制作を依頼し、今年3月に誕生しました!前川氏曰く「かわいがってください」とのことですが、とても愛らしい校歌で、聴けば聴くほど親しみ、深みが増してきます!

   歌詞には「翁長峯」、「虹の橋立」、「八重雲」など新たな造語が散りばめられながらも、昔ながらの風景がイメージされ、さらには校歌らしいメロディーに琉球音階が編み込まれている匠の技。彼らに依頼して良かった!と心から思っています。

   制作にあたっては、関係する児童・生徒、地域の方々にヒヤリングをしたりするなど、一緒に作り上げた事が何より素敵だと思います。母校の校歌の歌詞、メロディーは、いくつになっても記憶に残り、子どもの頃の記憶が蘇ってきます。これから何十年と積み重なる学校、そして生徒たちの歴史の中で、この校歌が、全ての豊崎中学校の生徒たち、そして中学校に関わる多くの皆さまに愛されることを願っています。

(広報とみぐすくNo697_2024.4月号掲載)