「AIによる都市シミュレーション機能を活用したまちづくり」に関する実証実験の実施について

更新日:2023年11月22日

豊見城市と西日本電信電話株式会社沖縄支店(以下 NTT西日本)は「AIによる都市シミュレーション機能を活用したまちづくり」の実証実験を実施します。

みんなのまちAI実証実験

豊見城市 徳元市長(左)とNTT西日本沖縄支店 古江支店長(右)

1.取り組みの背景

本市は、市内外の方が多く来訪される観光拠点が存在しており、市内への施策展開や中心市街地の整備を通して、更なる観光振興を実現できる高いポテンシャルを有しております。今後、まちづくりにおける施策を進めていく上で、根拠に基づく政策決定(EBPM)の重要性を認識し、データを活用した仮説立案・分析が欠かせないとの考えが本市にはありました。

また、NTT西日本では、オープンイノベーションによる社会課題の解決、未来社会の創造に取り組んでいます。

今回、本市とNTT西日本との間で、地域経済の活性化及びまちの価値創造に対する想いが一致し、実証実験を行うことになりました。

2.取り組みの概要

本実証実験では、NTT西日本が独自に開発を進めている、まちの状態をセンサーレスで可視化・分析・予測するプラットフォーム「みんなのまちAI®」を試験的に活用します。

「みんなのまちAI®」は、人流や建物のデータ、その他のオープンデータを収集・蓄積するとともに、まちの詳細な情報を分析・予測し、まちの状況を細かい粒度(メッシュ)でデジタル上に再現するものです。特に、「都市シミュレーション機能」は、独自のアルゴリズム・AIにより、一定の条件下における人の行動を予測・可視化することができ、まちづくりのための将来予測に役立ちます。

今回、本市が市内有数の観光地でもある「瀬長島」の観光業の活性化に向けた施策を検討する際に、「都市シミュレーション機能」を活用し、データに基づいた観光振興およびまちづくりの検証を行います。

3.期間

2024年3月31日(日曜日)まで

4.役割

豊見城市 :実証フィールドの提供

                  まちの分析・可視化・将来予測結果の検証

NTT西日本:「みんなのまちAI®・都市シミュレーション機能」の試験提供・技術支援

5.今後の展開について

本取り組みを推進するとともに、まちの活性化及びまちづくりの価値創造に向けた検討を進めてまいります。

※ニュースリリースに記載されている情報は、発表時点のものです。現時点では、発表時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いします。

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