人・農地プランについて

更新日:2023年02月01日

~人と農地の問題解決のために~「人・農地プラン」作成にご協力ください!!

目的

全国の農業をめぐる状況を見ると、高齢化による担い手の問題や耕作放棄地の増加など、「人と農地」の問題で、5年後、10年後の展望が描けない地域が増えています。沖縄県においても、今後憂慮できない状況です。

そのようなことから豊見城市も地域農業のあり方、将来の展望を定め、持続可能な農業を目指し、地域農業のマスタープラン「人・農地プラン」を作成します。

人・農地プランとは?

地域が抱える農業者の高齢化や遊休農地増加といった、人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」です。

実際は何をするのか?

地域の話し合いによって以下のことを決めていただきます。

  • 地域の中心となる経営体は誰か?
  • 地域の中心となる経営体以外の農業者は誰か?
  • 担い手の問題はどうか?(新規就農者・青年就農者)
  • 農地の集積は必要かどうか
  • 今後の地域農業のあり方

地域の中心となる経営体とは?

農業所得が主で、5年後・10年後も意欲的に農業をする農家や、育成すべき農家、認定農業者や新規就農者など、地域の中心となって農業を営む人や法人のことです。

人・農地プランを作成するメリットは?

各地域の方々が地域農業や自身の農業を認識できると共に、行政も地域の問題を把握することができます。

人・農地プランに中心となる経営体と位置付けられる(記載される)と以下の支援策を受けることができます。

  • 青年就農給付金(経営開始型)
  • スーパーL資金の当初5年間無利子化
  • 農地集積協力金

人・農地プラン作成のながれ

  1. 各地域の公民館等で、今後の地域農業についての意向調査、話し合いを実施します。
  2. 市が地域の意向を受けて、人・農地プランの原案を作成します。
  3. 検討会を設置し原案の妥当性を審議・検討します。
    • 農業関係機関や農業者の代表で組織する
    • メンバーの概ね3割は女性
  4. 検討会を経て作成された人・農地プランを各地域へ周知・合意形成し、市が正式採用します。

人・農地プランは、見直すことができます。

最初から完璧な内容にする必要はありません。

一旦プランを決めた後も、少しずつ修正して地域の状況に合ったプランを作成していきます。

人・農地プランについてのお知らせ

  • 平成24年度人・農地プラン事前調査アンケート結果【平成24年5月29日実施】
  • 「人・農地プラン」よくある質問
  • 「人・農地プラン作成事業地域説明会」について

人・農地プラン作成には地域の力が不可欠です。皆様のご協力よろしくお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

経済建設部 農林水産課
〒901-0292 沖縄県豊見城市宜保一丁目1番地1
電話番号:098-850-5305
ファックス:098-856-3968
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