豊見城市さくらねこ無料不妊手術事業

更新日:2023年08月30日

さくらねこ無料不妊手術事業とは

公益財団法人どうぶつ基金が不妊手術・ワクチン・ノミ駆除薬の費用を全額負担する「さくらねこ無料不妊手術事業」に参加し、地域猫活動を行うボランティア団体等と連携してTNR事業を行います。「さくらねこ無料不妊手術事業」とは、飼い主のいない猫に対し「さくらねこTNR(Trap/捕獲し、Neuter/不妊去勢手術を行い、Return/元の場所に戻す、その印として耳先をさくらの花びらのようにV字カットする)」を実施することで、繁殖を防止し、「地域の猫」「さくらねこ」として一代限りの命を全うさせ、飼い主のいない猫に関わる苦情や、殺処分の減少に寄与する活動です。

豊見城市さくらねこ無料不妊手術事業(個人の申請受付開始)

本市では、猫の殺処分等ゼロに向けたボランティア活動を実施している皆様を支援しながら、豊見城市内の飼い主のいない猫(野良猫)の繁殖を抑制し、地域の公衆衛生の向上と良好な生活環境の促進を図ることを目的に、公益財団法人どうぶつ基金が発行する「さくらねこ無料不妊手術事業(行政枠)」の交付窓口となり、どうぶつ基金の協力病院で飼い主のいない猫(野良猫)に不妊手術を進めておりまましたが、公益財団法人どうぶつ基金において、団体枠と個人枠のチケット配布が停止されました。そのため、これまで動物基金の不妊去勢チケット(個人枠)を活用されていた、個人からのチケット申請を受け付けることとしました。

流れ

1.申請

これまでどうぶつ基金の不妊去勢チケット(個人枠)を活用されていた方対象。

申請書に、実施予定場所、申請枚数、希望する病院等を記入のうえ、申請する。(上限3枚)

2.交付決定及びチケットの配布

市より交付決定及びチケットの配布を受ける。

3.TNR活動の実施

地域住民へTNR活動の周知、病院の予約、捕獲、保管、運搬、解放を行う。

活動写真を記録として残す。

4.実績報告

実績報告書により、特徴(毛色)、性別、手術日、捕獲・解放場所、手術内容を報告する。

豊見城市におけるTNR活動実績報告

豊見城市では令和4年度に市内一部地域の所有者不明の猫(以下、野良猫)に対し、TNR活動を実施しました。
この活動は公益財団法人どうぶつ基金の「さくらねこ無料不妊手術事業」を活用しており、野良猫による生活環境被害(ふん尿、鳴き声、ごみあさり)の緩和及び、殺処分の減少による動物飼養や動物愛護思想の普及啓発を目的としております。
今回の実施におきましては、ボランティア団体の皆さまのご協力によって、143頭のさくらねこが誕生しました。
ご協力いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

  • 令和3年度実績:110頭
  • 令和2年度実績:29頭
  • 令和元年度実績:30頭

参照

左にTNRのフロー図があり、中央に耳先をV字にカットした猫のイラスト。右に文章で手術済みの猫は耳先をV字にカットします。耳先カットの猫はもう繁殖しませんと書かれたイラスト

どうぶつ基金「さくらねこ無料不妊手術事業」要綱(抜粋)

目的

第2条 本事業は、「動物の愛護及び管理に関する法律」の理念に基づき、所有者不明の猫を原因とする生活環境被害の軽減と所有者不明猫の行政での引き取り数の減少及び地域活動を支援し、「行政による猫の殺処分ゼロ」の早期実現に資することを目的とする。

内容

第3条 第2条の目的を達成するため、基金はTNR活動、所有者不明猫の不妊去勢手術費用の全額負担等のTNR活動の支援、TNR活動の普及啓発を行う。

2 TNR活動は基金、指定獣医師、協働者(一般)、協働者(行政)によって行われるものとする。

関連ファイル

この記事に関するお問い合わせ先

市民部 環境課
〒901-0292 沖縄県豊見城市宜保一丁目1番地1
電話番号:098-850-5520
ファックス:098-850-5820
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