微小粒子状物質(PM2.5)について

更新日:2023年02月01日

微小粒子状物質(PM2.5)とは、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径が2.5マイクロメートルより小さいものをいいます。PM2.5は、超微粒子であるため肺の奥まで入りやすく、呼吸器や循環器への影響が懸念されております。国は平成21年9月に「微小粒子状物質による大気の汚染に係る環境基準」を定めました。

PM2.5の環境基準は?

大気中に浮遊している微小粒子状物質の濃度について「1年平均値が15マイクログラム毎立方メートル以下であり、かつ、1日平均値が35マイクログラム毎立方メートル以下であること」とされています。

1マイクログラムとは、100万分の1グラムのことです。
この環境基準は、人の健康を保護するうえで維持されることが望しい基準として設定されているものでありますが、基準値を超えた場合、気管が敏感な人などはぜんそくなどの健康被害を引き起こす可能性(咳き込むこと)がありますので、注意が必要になってきます。

原因について

工場の煙突や自動車からの排気ガスに含まれるばいじん等の人為発生源、黄砂等に含まれる土壌粒子等の自然発生源があります。

予防法について

効果のあるマスクの使用や洗濯物の部屋干し、空気清浄機の使用、数値の高い際は外出を避ける等の対応を行い注意を払うことをおすすめします。

なお、沖縄県における大気汚染微小粒子状物質(PM2.5)の測定結果については、沖縄県環境保全課のホームページにて公開しています。

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