下水道のしくみ

更新日:2023年09月25日

下水道の仕組みをイラストにしたフロー図

公共下水道へ接続しましょう

公共下水道の供用が開始されると、処理区域内の建築物所有者は下水道に接続しなければなりません。

公共下水道が整備され、下水道処理場で汚水を処理することができる地域を『処理区域』といいます。公共下水道の使用ができるようになりますと、供用開始の年月日、区域などをお知らせします。供用開始に伴い、処理区域内のご家庭では、『排水設備』をつくり公共下水道へ接続することになります。

排水設備とは

下水道は市が道路などに建設し、管理を行う「公共下水道」と、個人の敷地内に設置し家庭から出る汚水を直接公共下水道へ流すための「排水設備」からなっています。排水設備は排水管や汚水ますなどで、個人(宅地内)でつくり、補修・点検などの管理をしていただくことになっています。

公共ますとは

公共ますは公道に布設した公共下水道と各家庭の排水設備とを接続するために設置する設備で、市が設置(道路内)し、管理します。場所によっては近くに公共ますが無いところがあります。このような場合には、市上下水道部施設課へご相談下さい。

トイレの水洗化

公共下水道が完成し、お住まいの地域が処理区域になりますと、くみとり便所は公共下水道が使用できるようになった日から3年以内に、公共下水道に直接流す水洗トイレに改造しなければなりません(下水道法第11条の3)。

また、台所や浴室、洗濯などの汚水を道路の側溝や水路に流している場合は、できるだけ早く公共下水道に直接流す排水設備を設置しなければなりません(下水道法第10条)。

処理区域内では、公共下水道に接続しないと家屋を新築することはできません。