成人男性を対象とした風しんの抗体検査及び第5期定期接種について
事業内容
近年、30代から50代の男性を中心とした風しんの流行があったことから、公的に予防接種を受ける機会のなかった世代の男性を対象に無料で抗体検査を行います。また、抗体検査の結果、抗体が不十分な方は、無料で予防接種を受けることが出来ます。
風しんについて
感染者の飛まつ(唾液のしぶき)などによって他の人にうつる、感染力が強い感染症です。妊娠早期の妊婦が風しんに感染すると、出生児が先天性風しん症候群(眼や耳、心臓に障がいが出ること)になる可能性があります。大人になって感染すると無症状~軽症のことが多いですが、まれに重篤な合併症を併発することがあります。また、無症状でも他人に風しんをうつすことがあるので、感染を拡大させないためには、社会全体が免疫を持つことが重要です。
実施期間
平成31年4月1日~令和7年2月28日(6年間)
対象者
風しん抗体検査
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性
風しん第5期定期接種
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性で、抗体検査の結果、十分な量の抗体がなかった方
実施方法
抗体検査・予防接種時に必要なもの
- クーポン券
- 本人確認書類(免許証、マイナンバーカード、保険証等の氏名・住所が分かるもの)
クーポン券についての注意
- 抗体検査・予防接種時に、必ずクーポン券を持参してください。クーポン券がない場合、無料で受けることができません。
- クーポン券には有効期限があります。期限切れのクーポン券は使用できません。事業実施期間中であれば再発行できますので、健康推進課までお問い合わせください。
- 転入者の方で、転入前の自治体ですでにクーポン券を利用して抗体検査や予防接種を受けられた方は、豊見城市のクーポン券をご利用できません。
- 豊見城市から転出された方は、豊見城市のクーポン券は使用できません。転入された自治体へご確認ください。
実施医療機関
豊見城市内医療機関一覧 (PDFファイル: 522.6KB)
風しん第5期定期接種について
使用するワクチン
風しん単体ワクチンは流通量が限られているため、麻しん風しん混合ワクチン(MRワクチン)を使用します。MRワクチンは平成18年から主に幼児の定期接種で使用されているワクチンです。
ワクチンの有効性
MRワクチンを接種することにより、麻しん及び風しんの免疫を獲得することができますが、1回の接種で免疫を獲得することができない場合が5%程度あります。
副反応
ワクチン添付文書によると、比較的頻繁にみられる軽微な副反応としては発熱、発疹等です。また、まれにみられる重篤な副反応としては
- ショック、アナフィラキシー
- 血小板減少性紫斑病
- 急性散在性脳脊髄炎
- 脳炎、脳症
- けいれん
があり、いずれも発生頻度は不明~0.1%未満です。
平成31年4月24日開催の厚生労働省厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会の資料によると、平成25年4月1日から平成30年12月31日までの期間にMRワクチンが接種された回数は推定14,557,831件で、これに対し医療機関から報告があった重篤な副反応は137件(0.001%)です。
健康被害救済制度
重篤な副反応が発生した場合にあって、厚生労働大臣が予防接種法に基づく定期の予防接種によるものと認定したときは、予防接種法に基づく健康被害救済の給付対象となります。
この記事に関するお問い合わせ先
福祉健康部 健康推進課
〒901-0292 沖縄県豊見城市宜保一丁目1番地1
電話番号:098-850-0162
ファックス:098-856-7046
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更新日:2023年06月30日