令和8年度・市長コラム(Vol.39~Vol.40)
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Vol.40_伝統郷土料理
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毎月第3木曜日は「琉球料理の日」とされていることにちなみ、本市の学校給食でも毎月第3木曜日には、「いなむどぅち」等の伝統郷土料理が提供されています。今回のコラムは、沖縄県民ならば誰もが知っており主要行事には欠かせない伝統郷土料理「いなむどぅち」について。
「いなむどぅち」は農林水産省が公開しているサイト『うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~』で次のように紹介されています。
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沖縄県では、「イナ」はイノシシ、「ムドゥチ」はもどきの意味を持ち、郷土料理の「イナムドゥチ」は「イノシシもどき」という意味。「イナムルチ(いなむるち)」とも呼ばれる。かつてはイノシシの肉を使っていた汁物だったが、イノシシ肉が手に入りづらくなったため、豚肉を使って作られるようになったことからこの名がついた。こんにゃくやかまぼこなどの具材も加えて、甘味噌で味をつけており、とろりとした具だくさんの仕上がり。材料の旨味がしみでた滋味深い味わいが魅力だ。ポイントは沖縄県独特のカステラかまぼこを使っていること。魚のすり身を大量に加えて蒸し揚げしたもので、高級な食材として行事食には欠かせない一品だ。この食材が使われていることからもわかるように、「イナムドゥチ」はお祝いに食べられる料理。琉球王朝時代の流れをくむ五段のお取持ちという供応料理の一の膳に出される祝い料理のひとつでもある。似た料理で「鹿ムドゥチ」があり、こちらはすまし汁に仕立てる。 |
紹介文だけでも美味しさが想像できますね。いなむどぅちは、本市だけでなく沖縄県全域でも給食に提供されますし、それぞれの「ご家庭の味」としても親しまれている料理なので、幼少期から好きな方も非常に多いのではないでしょうか!かくいう私も大好きです!ただ、お正月や旧盆などの行事でなければ食卓には並ばないので、食べる機会は多くないのが少し残念に思います。
今の時代は、皆さん忙しない日々を過ごし、世代間でのレシピ継承が難しくなっているように感じますが、沖縄県が誇る多くの伝統郷土料理が「ご家庭の味」として存続していくことを切に願うとともに、市長として、給食などを通し子どもたちがご家庭以外でも伝統郷土料理に触れる機会を提供していければと思います。
(広報とみぐすくNo722_2026.5月号掲載)
Vol.39_豊見城城址リニューアル
豊見城城址がリニューアルオープンした事をご存じでしょうか?我々世代の中には、かつての豊見城城址公園を懐かしむ方も少なくないと思います。
豊見城グスクは、字豊見城地域の北東側、漫湖を眺望できる標高54mの丘陵上に立地しています。琉球が三山時代の頃、14世紀末~15世紀初頭に後の山南(南山)王となる汪応祖(おうおうそ・わんおうそ)が築城し、三山統一の戦いの際に尚巴志によって落城したと言われています。
1719年には尚敬王の冊封副使として来琉した徐葆光(じょほこう)がグスクの様子をその著に残し、1853年にはぺリー艦隊一行も訪れ、城内から見た風景を絵に残しています。グスク内には琉球王国時代より各種祭祀が執り行われる豊見瀬御嶽があり、約300年前の記録によると、爬竜舟競渡や雨乞いなどの儀式が行なわれたそうです。
今回のリニューアルは、豊見城城址跡地利用基本計画に基づき、一括交付金を活用した「文化観光創出事業」において進められました。リニューアルに伴い、駐車場や園路、ベンチ、安全施設等に加え、漫湖やとよみ大橋方面などを臨む見晴らしの良いロケーシヨンも整備されました。実際に足を運んでいただくと、その眺望に感動していただけると思います。
今後も引き続き、ポテンシャルを秘めた新たな豊見城城址が、本市のシンボルとして観光振興や地域振興に大きく寄与し、市民の皆さまに愛される憩いの場となるよう取り組んでまいります。ぜひともご期待ください。
(広報とみぐすくNo721_2026.4月号掲載)
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〒901-0292 沖縄県豊見城市宜保一丁目1番地1
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更新日:2026年05月01日