令和7年度・市長コラム(Vol.27~Vol.37)
ページ内目次
Vol.37_瀬長島の歴史
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| 瀬長島の風景(昭和10年撮影) |
第4第豊見城村長 |
今や豊見城市の一大観光地として発展を遂げている瀬長島。太古の時代、琉球の国を創った神々アマミキヨの一族が最初にこの島に住み、そこから豊見城の歴史が始まったという発祥伝説をご存知の方も少なくないかと思います。特に私が興味深いのは瀬長島近代史です。過去の瀬長島は首里の王族である豊見城御殿の所有地であり、島の住民は旧藩時代から借地として小作をして生活していたそうです。
ところがある時、なんと瀬長島が売りに出されているとの噂が。それは第4代豊見城村長の赤嶺成春氏(字宜保・昭和4年~8年)の時代でした。赤嶺氏は売却の事実を確認すると、「村外の人の手に土地が渡ってしまっては住民が困ってしまう」との思いですぐに行動し、代理人との交渉を重ね、“金三千円で瀬長島を買う”という合意の下、当時の村議会からの議決を経て無事契約に至りました。
現代と貨幣価値の差があるとはいえ、金三千円で契約を結んだという英断。今の瀬長島の発展を思えば、なんと素晴らしい先見の明でしょうか。赤嶺氏はこのエピソードを昭和51年1月発行の由来記に記しており、結びは「いかに士地という財産が“人類生活の泉”であるかということを痛切に感じるものです。」と締め括られています。今日では、瀬長島のその価値は遥かに上昇し当時の何百倍もの借地料を生み出しており、先人の方々のご尽力に敬意を払わずにはいられません。政治の歴史という土台の上に今があり、この先も続いていくということを肝に銘じ、私も信念を貫きまい進してまいります。
(広報とみぐすくNo719_2026.2月号掲載)
Vol.36_忠孝酒造 快挙・世界一のお酒
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豊見城市として大変喜ばしい情報が入って参りました!我が市唯一の酒蔵、忠孝酒造さんが二冠達成です!世界最高峰の酒類品評会IWSC2025の焼酎部門で、昨年の「The Vanilla14年古酒」の最高金賞に続き、テロワール泡盛専門「月の蒸溜所」が世界最高得点を獲得し、2年連続の最高金賞受賞となりました。さらに、焼酎部門の最優秀生産者に贈られるプロデューサー・トロフィーも同時受賞。これは泡盛業界・沖縄初の快挙であり、なんとも素晴らしいことです。
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インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)は、世界中のワインとスピリッツを公正に評価し、優れた製品に賞を授与することを目的とした権威あるコンペティション。1969年にイギリスのワイン研究者アントン・マッセル氏によって創設され、50年以上続く歴史と欧州最大の規模を誇る、世界で最も権威のある三大酒類コンペティションのひとつ。 |
そんな世界に誇れるお酒を造ることができるのは、大城勤社長の泡盛に対する情熱と知識、技術があってこそだと思います。私も様々な機会で大城社長とお話しするたび、いつも熱意を感じておりますし、泡盛を飲むだけに留まらず、香りや料理との組み合わせ、さらに原料のこだわりなど、数多くの要素を突き詰めた結果が人々の感動に繋がっているのだと思わされます。
人に感動を与えられるというのはものすごい事ですよね?なので、私はこの自慢の忠孝泡盛を多くの方に知っていただくため、泡盛外交をさせてもらっています!かなり喜ばれるものですし、なにより豊見城市を覚えていただけるので、知名度向上に大変貢献いただいていると感じます。
グローバル化を推進している本市としても、忠孝泡盛をはじめとする特産品を世界中の人々へ知っていただくため、今後も様々な取り組みを展開して参ります。市民の皆様もぜひご賞味ご堪能いただければと思います。
(広報とみぐすくNo718_2026.1月号掲載)
Vol.35_自問自答と自己決定
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いよいよ季節の変わり目ですね。市民の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。日々の公務において、最高のパフォーマンスを発揮するためには、体調管理に気をつけ健康であることが大切です。体調が優れない時は、牛乳にハチミツを溶かした「ミルク&ハニー」を飲むことをお勧めしています。ぜひお試しください。
さて、今回はそんな健康にも通じる「経営者寿命」をテーマとした面白い記事を見つけたので、取り上げたいと思います。
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「一説によると、社長、会長といった経営者は社員よりも平均寿命が長いというデータがあります。それもサラリーマン社長ではなくてオーナー社長のほうがずっと長生きするというのです。これって何となく不思議だと思いませんか?(中略)「選択の科学」(シーナ・アイエンガー氏・著)にその理由が書いてあります。『ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジのマイケル・マーモット教授が、数十年にわたって指揮している研究プロジェクト、ホワイトホール研究は、選択の自由度に対する認識が健康に大きな影響を及ぼすことを、強力に実証する』(以上、著書からの引用)つまり、どういうことかと言いますと、自分で物事を判断できる割合が高いほど健康に良い影響を与えるということです。」 引用:社長が長生きする理由-株式会社オフィス・リベルタス |
まさに”自己決定”がいかに大切かがわかりますね。仕事もプライベートも、私たちの人生においては毎日が選択と自己決定の連続です。人は誰しも、生活の中でお風呂やトイレ、車での移動中など「ひとり時間」があると思います。その際に、私は今日の一日を振り返る”自問自答”を重ねるようにしています。誰かのせいにせず、自らを省みることの繰り返しが、より良い市政運営への”自己決定”に繋がると考えているからです。
今後も、より市民の皆さまに「豊見城市に住んで良かった」と思っていただけるよう、健康を意識しつつ、内省を忘れずに市政運営に邁進して参ります。
(広報とみぐすくNo717_2025.12月号掲載)
Vol.34_オリオンビール上場
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| 村野一代表取締役社長兼執行役員社長CEO | 上場記念の小槌 |
沖縄県民に広く親しまれている「オリオンビール」。ビールの知名度はもちろんのこと、国内外の観光客に大人気のオリオンTシャツをはじめとしたグッズ展開や、BEGINさんの名曲「オジー自慢のオリオンビール」でも取り扱われており、沖縄と言えば「オリオンビール」と言っても過言ではない高い認知度を誇ります。
この度、皆さんもご承知の通りオリオンビール株式会社が9月25日、東証プライム市場への上場を果たされました。誠におめでとうございます。県内上場の企業としては7社目、そして製造業では初の快挙であり、そんな沖縄を代表する企業が我が豊見城市字豊崎に本社を構え、事業を展開されていることはとても誇らしく、喜ばしい限りです。
先日、お祝いの言葉を直接お伝えしたく、村野一代表取締役社長兼執行役員社長CEO(オリオンビール株式会社)を表敬訪問させていただきました。上場後、買い注文が殺到し、初値が当初の約2倍になった事や、上場セレモニーにおいて小槌で鐘を鳴らした際のエピソードなど、貴重なお話を伺うことができました。改めてこの度の株式上場、心よりお祝い申し上げます。
私ども行政としても、市内企業の振興を目指し、共に成長・発展へとつながるよう引き続き地域経済の活性化に努めてまいります。
(広報とみぐすくNo716_2025.11月号掲載)
Vol.33_沖縄尚学優勝おめでとう&瀬長島野球場移転
| 沖縄尚学優勝報告会 | 瀬長島野球場 |
今年の夏、甲子園での「沖縄尚学優勝」は皆さんの記憶にも新しいことだと思います。
本市ではこの感動を皆さまとお祝いするため、沖縄尚学高等学校野球部から長嶺中学校出身の阿波根裕選手、宮城泰成選手のお二人とそのご家族、そして少年野球時代に所属していた根差部ベースナインの金城敬監督をお招きし、優勝報告会を開催しました。選手お二人とも好青年で凛々しく、スポーツマンとしての立ち振る舞いに脱帽でした。本当に素晴らしい感動をありがとう!という感謝の念に堪えません。今後、お二人の活躍に刺激を受け、本市の野球少年たちから新たにヒーローが誕生することを期待しております。
さて、本市には年間を通して多くの大会が開催される「瀬長島野球場」があります。野球関係者なら利用したことがある方も多いかと思います。その瀬長島野球場が廃止され、本市から野球場が無くなってしまう。…といった心配の声を耳にします。結論からお伝えしますと、決してそのようなことはありません。子どもたちをはじめ目覚ましい活躍を見せているプレーヤーや野球関係者のため、また、昨今の瀬長島の駐車場不足等を解決するため、更なる期待に応えた野球場の整備を内陸で考えています。
また近年、国防のため那覇空港における自衛隊のスクランブル発進などが増加している状況を考慮しますと、野球場を内陸に整備することでより安全な環境を提供することができ、それが本市の責務だと考えています。野球場の整備には、その場所も含め、様々な課題解決が必要となりますが、プレーヤーや野球関係者の方々の意見も充分に反映させたいと考えています。
野球場の整備に向け、慎重に検討を進めており、不安になっておられる方が安心できるよう、まずは今回のコラムで私の考えをお伝えすることにしました。これからもスポーツ環境が充実する豊見城市を目指して取り組んでまいります。
(広報とみぐすくNo715_2025.10月号掲載)
Vol.32_お金で買えない感動がある
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| JOC認定競技別強化センター認定式 | 歓迎セレモニー(石川選手・山内選手) |
いまや石川祐希主将、高橋藍選手をはじめ高い人気を博しているバレーボール男子日本代表チームが、我が豊見城市を合宿地として選ばれていることはご承知の方も多いかと思います。その実現には、豊見城市民体育館が全国でも数少ない日本オリンピック委員会(JOC)認定競技別強化センター※の認定を取得したことが大きく貢献しました。
認定取得は、たくさんの方々のご協力があってこそ成し得たものでした。特に豊見城市バレーボール協会、沖縄県バレーボール協会の皆さまには、認定取得要請のため上京する際にもご同行いただき、大変心強かったです。おかげさまで日本バレーボール協会の河合俊一会長にも直接お会いすることができ、JOCへの推薦も行っていただくことができました。この場をお借りして、ご尽力いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
そして、実現したバレーボール男子日本代表チーム合宿。期間中は3回の一般公開もあり、間近で選手のプレーを見る機会も設けられました。その最終日のことです。市民体育館アリーナ出口で大勢の人が必死に色紙とペンを差し出しているなか、一人のバレーボール少年が大声で石川選手へ呼びかけ続けていました。その結果、サインをもらうことが叶い、さらに石川選手の粋な計らいで、ご自身のシューズを少年にプレゼントしていたのです。少年は大号泣。私はこの光景を見たとき、目頭が熱くなったと同時に、この感動はお金では買えない貴重なものであり、JOC認定を取得できて良かったと心の底から思いました。あの少年はこの日を一生忘れないでしょう。そして人生のハードルを超える時に必ず役立つはずです。
今後もこのような感動につながる取組みを積極的に推進してまいります。
※選手強化活動が円滑に行えるよう支援していくことを目的として、JOCが認定してい る国内既存トレーニング施設のこと。
(広報とみぐすくNo714_2025.9月号掲載)
Vol.31_先輩の講演
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| 根間洋一さんと長嶺中学校の生徒 |
7月、私の母校でもある長嶺中学校で第 15 期卒業生の根間洋一さんによる講演会が行われ、私も参加させていただきました。根間さんは私の 2 学年上で、バスケ部直属の先輩です。実は当時、男子バスケットボール部が非常に強く、なんと全国大会で優勝🏆学校創立15 年で " 全国制覇 " を成し遂げました。これはかなりすごいことで、中学 1 年生であった私も鮮明に覚えております。
その時にチームキャプテンでありエースを務めていたのが根間さんでした。中学卒業後もバスケの道を歩まれ、プロ選手として活躍。現在では指導者としてプロクラブチームを牽引する立場になりました。そんな根間さんから母校の後輩へご講演いただくのは大変貴重なことなので、私も嬉しい限りです。
テーマは『失敗との向き合い方』。中学生には大切な事ですよね。
講演の中で特に印象的だったのは、「壁にぶつかったり挫折した時に、全て環境のせいにして自分を省みなかった結果、内的要因に視点を置くことに気づけなかった」と、ご自身の経験を振り返っていたお話でした。何かに躓いたとき、外的要因よりも「自分がどうしたか?どうできたか?」を先に内省することで、周囲の環境も自分の希望通りに良い方向へ変化していったそうです。私もこの考えには深く共感しました。
また、「母親から伝えられた『や~なれ~ふかなれ~』の教えを胸に行動することを心掛けてきた」というお話や、「人は目の前にある小さな感謝はできるけど、当たり前にある大きな感謝にはなかなか気づけないものだ」というお話も心に残りました。参加した生徒たちも、熱心に耳を傾けている様子が伺えました。(や~なれ~ふかなれ~は「日頃家でやっていることは、家の外でもやってしまう」という意味で、沖縄の人なら耳なじみがある言葉ではないでしょうか。)
様々な物事の変化が激しい今の時代だからこそ、自分自身を守るために「失敗から学ぶセルフマインドコントロール」を身に付けたいですね。今回の根間さんのお話に気づきを得て、生徒の皆さんのこれからの人生がさらに豊かなものになることを願っています。
(広報とみぐすくNo713_2025.8月号掲載)
Vol.30_家族の時間
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暑い夏が本格的に始まりましたね。夏がお好き、あるいはちょっと苦手・・・と、感じ方も様々だと思いますが、市民の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?今年の夏は、例年よりも梅雨明けが早かったため、水不足が気になっておりましたが、今のところは心配ないとのことで一安心しております。
さて今月号のコラムでは、家族の時間についてふれたいと思います。以前にも紹介しましたが、6人家族の我が家は、子どもたちの進学等もあり、現在は妻と末っ子の3人暮らしとなりました。家族構成が変化した今、「家族全員で食卓を囲んだ回数はどのくらいあったのだろう?」と思い返し、また「これからどのくらい時間を共有できるのだろう?」と考えることが増えたと感じます。
我が家は、結婚してからずっと共働き世帯であり、子どもたちも小学校から部活動に熱心に取り組んでいたことから、家族全員で揃っての食事や家族団らんの時間が多い方ではなかったことが少し心残りです。もちろんスキンシップやコミュニケーションは数の多さや時間の長さにかかわらず大切ですので、我が家でもお互いの思いや考えを共有しながら、言葉や態度で愛情を伝えるよう心掛けてきました。家族や友人との貴重な時間をより豊かなものにするためには、お互いを理解し、尊重し合うコミュニケーションが不可欠です。
市民の皆さまにおかれましても、日々のコミュニケーションを大切にされ、大切な人とのかけがえのない時間を過ごしていただければと願っています。
(広報とみぐすくNo712_2025.7月号掲載)
Vol.29_台湾訪問
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| 台北市の小学校訪問時の様子 | |
5月15日~17日にかけて、台湾台北市から招待をうけ、4年ごとに開催されるスポーツと観光を結びつけた国際競技大会「World Masters Games2025(ワールドマスターズゲームズ2025)」へ赤嶺教育長とともに参加してまいりました。
現在、豊見城市はグローバル教育交流に注力しており、その関連でお世話になっている台北市の蔣万安市長にもご挨拶させていただき、更なる親交を深めることができました。
また、現地の小学校2校(三興・渓口)を訪問した際には、子どもたちや関係者から素敵な歓迎を受けたあと、小学2年生の児童が、公用語の中国語(國語・台湾華語)ではなく、英語で堂々と学校を紹介してくれたことには、驚きを隠せませんでした。
私は、豊見城市の教育において英語力を特化し、会話レベルまで引き上げるという目標を政策の一つとして掲げています。その理由は、児童生徒自らが将来、英語をツールとしたグローバル人材として世界に目を向けることで、経済的に稼ぐ手段や選択肢を広げ、自立自走を目指してもらうためです。また、国内に目を向けるだけでは知り得ないことや、ワールドスタンダード(世界の当たり前)を身に付けることで考え方も変わり、児童生徒の人生に良い影響をもたらしてくれると考えております。
これからも台湾やハワイなどのグローバル教育交流を進めるとともに、世界で活躍できる人材育成を目指して、各種施策に取り組んでまいります。
(広報とみぐすくNo711_2025.6月号掲載)
Vol.28_首里城「正殿の顔」に尽力
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| 上原一明さん | 首里城正殿向拝奥 |
先日、本市与根出身の彫刻家 上原一明さん(山口大学教授)がお越しくださいました。上原さんは、15歳から美術を学び、30歳で台湾へと渡り彫刻家として自立。その後、40歳から山口大学で教育研究に携わりつつ、自らの創作にも取り組まれております。今回お越しいただいたのは、来年秋ごろに再建を迎える予定の首里城 「正殿の顔」となる「牡丹に獅子・唐草」の制作に携わった時のご報告でした。首里城再建には、できるだけ沖縄県出身者の方々に手掛けてもらいたいという内閣府の願いもあり、上原さんに白羽の矢が立ったそうです。
故郷沖縄のシンボルとなる首里城正殿向拝奥の彫刻物の制作に携われたことは、彫刻家冥利に尽きると仰っておりました。また、上原さんは県立芸術大学在学中に「平成の復元」にも携わったとのことで、首里城再建に対するご縁を感じておられました。約半年間かけて入念に彫刻された「牡丹に獅子・唐草」。前回は、牡丹一輪と唐草が施されていましたが、今回の再建では牡丹三輪と一対の獅子、唐草で構成されています。特に、彫刻物に曲線を描くなかで創り出した立体感にも注目していただきたいと話されていました。沖縄のシンボル首里城の再建に携わることを快く引き受け、尽力された上原さんが本市出身であることを誇りに思うと同時に、心から嬉しく思います。
再建した首里城がお披露目された際には、ぜひ市民の皆さまも正殿向拝奥の彫刻物を拝見されてはいかがでしょうか?
(広報とみぐすくNo710_2025.5月号掲載)
Vol.27_寝かしつけルーティーン
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4月になり、新年度に突入しました。市民の皆さま、いかがお過ごしでしょうか?先月は卒業・異動のシーズンで、友達との別れや職場の人事異動内示などがあり、また、月が変わって新たな環境や新たな出会いに、ワクワクや不安など、落ち着かない日々が続く方 多いのではないでしょうか。
我が家では、次男坊が高校を卒業し、新たに進学します。長男、次男、三男の息子達は実家を出て、自立した生活を送ることになり、にぎやかだった我が家は、妻と小学生の娘の3人になりました。長男が生まれてから、あっという間です。寂しい・・・。しかし、娘はまだまだ僕に甘えてきます。娘が寝る時間に、僕が自宅にいることは限られていますが、そのときは「パパー、綿棒してー」と、自ら綿棒を持ってきて、耳そうじを頼んできます。これが娘の寝かしつけルーティーンです。妻に聞くと、普段はやったり頼まれたりすることはないらしく、「耳そうじはパパの役割」だそうです。私としてはうれしくて仕方ありません。
耳そうじをしながら、娘がその日にあったこと、娘の友達の話などなどを聞きます。そこから娘の気持ちなどをくみ取ります。お昼はもちろん、それ以外でも、ずっと一緒にいられるわけではないので、こんな時間が、娘の気持ちを知る大事な時間です。両耳の耳かきを終える頃には、娘はぐっすり寝ています。その寝顔を見ると、仕事の疲れなんて一気に吹っ飛びます。僕の癒しです。こんなスキンシップがいつまで続くか・・・子どもが大きくなるのはあっという間なので、できるだけ多くのコミュニケーションを取っていきたいと思います。
皆さまも、慌ただしい時期ではありますが、少し時間を取って、家族や友達と のコミュニケーションを意識してみてはいかがでしょうか。
(広報とみぐすくNo709_2025.4月号掲載)

















更新日:2026年02月02日