2023年11月29日「アデノウィルス罹患後の登園許可証について」

更新日:2024年07月01日

ご意見

現在市内の保育園ではアデノウィルス罹患後に完治証明として小児科を受診して登園許可証を書いてもらうことを求められます。
しかし近隣の小児科は予約制で、競争率が非常に高くネット予約開始30秒で受付が終了してしまうことが続いています。
何故治って元気な子を受診させる必要があるのか、元気な子が受診することで必要な医療を受けられない子が必ず出てきます。
おかしくないですか?
乳児医療で診察代負担は無いですが医療費は発生しているはずです。医療費圧迫もいいとこです。

うちの子はアデノウィルスでは無いですがグッタリして小児科を受診させたくても予約が取れず家で様子を見ています。そんな時に保育園からアデノウィルス罹患者が増えていて小児科で検査し陽性なら再度受診し登園許可証をもらうように指示がありました。
こんな要請があるために具合が悪くても受診できず、また小児科医療を圧迫していることに気づかないのだろうかと疑問に思ったのでメールしています。
保育園は豊見城市との取り決めで保護者にこのような要請をしていると思います。
豊見城市としては今後改善する予定は無いのでしょうか。

回答(こども未来部保育こども園課)

この度はご投稿いただき、ありがとうございます。

以下のとおり、ご回答致します。

 

保育園での感染症等対策は、こども家庭庁が示す「保育所における感染症対策ガイドライン」に基づき実施されております。

本ガイドラインにおいて、アデノウイルス(プール熱など)をはじめ新型コロナやインフルエンザなどは、感染力が強く、学校保健安全法の出席停止期間の基準に準じ登園のめやすを定める必要がある感染症とされ、回復後、集団生活に支障がないと判断する場合も、身体症状、その他の検査結果等を総合的に勘案し、診察に当たった医師が医学的知見に基づいて行うものとされております。

保育園ではこうした対応方針を踏まえ感染症拡大防止に努めており、園児の安全を第一に安心してお預かりできる体制を整えている状況であります。

この度の園の対応につきましては、施設内でアデノウイルス感染が拡大しつつある中で、感染防止を目的に施設長の判断で行われたものと推測されますが、先述のガイドラインにおける対応はあくまでも、感染症に罹患した場合を想定しており、感染が確認できない園児について求められるものではありません。また、検査を指示することも想定しておりません。

 

感染症対策につきましては、その対応、取扱いについて今一度ガイドラインに沿った取り組みを徹底するよう市内保育施設に対し周知して参りたいと存じます。この度は保育施設における対応により、〇〇様に不安やご心配をおかけしました事を深くお詫び申し上げます。

今後とも本市の保育行政に対しご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

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