(2021年6月8日)現場の声も聞いてください!

更新日:2023年02月01日

ご意見

 初めまして。保育士として勤務しています。コロナで日々危機感を持ちながら仕事をしています。職場や職員も消毒の徹底やマスクと対策をとっています。
 市長さん。保育士も人間です。家庭保育の協力のお願いをだして、保護者から苦情が来たとの事。仕事をしないといけないのもわかります。しかし現場にはマスクをできない子ども達もいる事も理解してください!保育士にも子どもがいます。妊婦さんの保護者もいます。こう言った環境に休みやすい対応を取るのはダメですか?協力お願い。医療従事者等の子どものみと伝えてはダメなのでしょうか?コロナ以外でもとても保育士に冷たい!と感じます。ただえさえ保育士離れがあります。子どもが好きでこの仕事が、好きだけど働けない保育士と沢山いるとおいます。
 ほかの市町村で働いた後、実際豊見城で働いてみて働きにきくい市だと思います。保育士を、続けていこうかと考えています。うまく伝えたいことが言葉にできないのですが、今の状況だと保育士を辞めたいです!豊見城市は保育士よりも保護者の声に寄り添うのですか?保育士も一人間です!母親です。耳を傾けてくれませんか?市長さん。豊見城市は保育士、介護、医療従事者等に寄り添う事はできませんか?

回答(保育こども園課)

 電子意見書箱へのご投稿有難うございます。
 お問い合わせの「現場の声も聞いてください!」についてお答え致します。保育士の皆様におかれては、緊急事態宣言下においても、新型コロナウイルス感染防止対策を行い、日々の保育業務にご尽力いただいてる事について大変感謝申し上げます。
 「保育所等における新型コロナウイルスへの対応にかかるQ&Aについて(第十報)」の中で、「保育所等で子どもにマスクは着用させるべきか。」の質問に対し、国は、子ども一人ひとりの発達の状況を踏まえる必要があることから、一律に園児のマスク着用を求めていない事や特に2歳未満では、窒息や熱中症のリスクが高まる為マスク着用を推奨されないとしております。また、身体的距離の確保や3密と言われる密集・密接を避ける等の「新しい生活様式」を保育現場において取り入れる事は大変難しい事から、感染リスクが高い状況の中で、保育施設職員の使命感によって保護者や園児が支えられている事も重々承知しております。
 そんな中、保育を利用する保護者においては、医療従事者や介護従事者、自衛隊員、消防職員など、最前線で国民の生命を守る職責を担っている者のほか、保育所自体を支える保育士、最低限の社会活動、ライフラインを支える上で必要な職に就いている者がいる事から、国は保育施設においては「原則開所」とすることをお願いしております。
 市としては、沖縄県内の新型コロナウイルス感染者数が増大する中、感染拡大防止策の一層の強化を図る必要があることから、家庭保育をご協力いただける保護者の皆様に保育料を減免とする特例措置を設け登園自粛のお願いをしたところでございます。
 「医療従事者等の子どものみ」と限定してない理由としては、医師や看護師がいなければ救える命も救えないのと同様に、消防士がいなければ救急搬送もできません。水道、電気等のライフラインを支える者がいなければ、安定的な供給、電線等の不具合への対応もできません。保育士がいなければそのような職種の方々を支えることができません。様々な職種が最低限の生活を維持するために関係しているという事をご理解いただければと思います。
 現に、保護者が勤務する職場から、市が保護者あてに通知した「登園自粛要請」について、家庭保育をしなければならないのか苦情の連絡も受け付けております。事業者側も休みを与えられる環境整備が整っておらず、仕事を休めない保護者がいる事をご了承願います。
 市と致しましては、園と保護者の皆さまがお互いに協力し、子供達を取り巻く環境整備に対し、支援をしてまいる所存ですので、ご理解の程、宜しくお願い致します。

この記事に関するお問い合わせ先

総務企画部 秘書広報課
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