令和6年度予算の概要について

令和6年度の一般会計予算は、301億4,000万円で前年度比32億3,400万円（9.7％）の減となります。

歳入において、市税は固定資産税等の堅調な伸びが見込まれるものの、市民税が所得税・個人住民税の定額減税の影響により2億1,135万7千円（6.4％）の減を見込み、全体として前年度を5,091万円（0.7％）の増となる見込みです。一方、地方交付税は8,273万2千円（2.0％）増加する見込みです。

また、地方交付税及び地方交付税の振替として借り入れる臨時財政対策債を含めた、実質的な地方交付税は1,388万4千円（△0.3％）の減となる見込みです。市債は、豊崎中学校建設関連事業債及び臨時財政対策債の減等により、21億9,231万6千円（68.7％）減少する見込みです。

歳出において、義務的経費は、181億5,315万5千円で全体の60.2％となり、前年度比11億6,429万3千円（6.9％）の増となります。義務的経費の内訳は、人件費が、定期昇給及び会計年度任用職員の勤勉手当制度開始等による影響で、前年度比1億8,457万5千円（4.4％）の増加。扶助費は、生活保護費措置費及び障害福祉サービス費等給付費などにより、前年度比8億9,163万6千円（8.4％）の増加。公債費が、前年度比8,808万2千円（4.0％）の増加となります。

投資的経費は、豊崎中学校建設事業及び美らSUNビーチ観光整備事業の減等により、18億2,239万5千円で前年度比40億4,344万円（68.9％）の減少となります。また、主要な事業のうち、国や県から補助を受けて実施する補助事業として文化観光創出事業、耐候性園芸施設整備事業、新たな公共交通システム導入検討調査事業が予定されています。

その他の経費では、新型コロナウイルスワクチン接種事業及び豊崎中学校開校準備事業の減等の影響により、物件費が前年度比1億2,865万円7千円（3.0％）の減少となります。