平成25年度予算の概要について

 平成25年度の一般会計予算は、245億900万円となり、前年度比59億4,400万円（32.0％）の増となっています。
 歳入において、市民税は個人市民税の増加に伴い4,338万6千円（1.9％）の増、また、固定資産税は8,979万8千円（3.9％）の増により、市税総額では1億9,839万2千円（4.0％）の増加となる見込みです。地方交付税は前年度比9,317万5千円（-2.4％）減少する見込みです。なお、地方交付税及び地方交付税の振替として借り入れる臨時財政対策債を含めた、実質的な地方交付税は6,018万8千円（-1.3％）の減少となる見込みです。市債は上田幼・小学校分離新設校建設事業に伴う教育債や豊崎総合公園整備事業に伴う土木債の増により前年度比32億1,898万4千円（200.6%）の増加となる見込みとして、歳入予算の見積もりをしています。
 歳出において、義務的経費については106億5,366万8千円で全体の43.5％となり、前年度比5億2,384万3千円（5.2％）の増加となります。このうち人件費は退職手当等が減少となるものの、一般職給料等の増加により前年度比5,705万2千円（2.0％）の増加、扶助費は障害福祉サービス等給付費、障害児通所給付費、生活保護費、法人立認可保育園運営費等の増加の影響により前年度比2億6,510万円（4.5％）の増加、公債費は前年度比2億169万1千円（14.0％）の増加となっています。投資的経費については普通建設事業の総額が79億1,873万3千円で前年度比52億3,549万5千円（195.1％）の増加となります。主要な事業のうち、国や県から補助を受けて実施する補助事業には上田幼・小学校分離新設校建設事業が予定されているほか、沖縄振興特別推進交付金事業として瀬長島観光拠点整備事業及び電子黒板整備事業等が予定されています。市の財源のみで実施する単独事業には上田幼・小学校分離新設校用地購入費等が予定されています。また、その他の経費については、道路・公園維持費等の維持補修費や物件費が増加したことから、前年度比1億8,526万7千円（3.2％）の増加となっています。