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平良グスク [平良]

更新日:2017年04月06日


 


 

地域:平良(たいら、方言名 テーラ)
種類:グスク
状態:現物があります。見学できます。
文化財説明板(2014年1月設置)

  

グスクの入り口に説明版はあります。


 

 平良グスクは、字平良集落の背後に連なる本市最標高109mの丘陵上に形成されたグスクである。
 
 グスクの西側は絶壁だが、東側および南側は一部緩やかな斜面となっており、生い茂った樹林の中に城壁と石畳道が存在する。また、グスク内には字平良が崇拝する御嶽があり、初拝みや五月ウマチーなどにムラやノロ、門中などが拝んでいる。
 
 城壁は、標高約100mのほぼ等高線のライン上に沿っていて、東側から南側にかけ、岩と岩の間に石垣が積まれるなど、地形を利用して築かれている。城壁のほとんどが野面積みだが、東側の一部には切石積みの城壁もみられ、グスク築造の時代変遷がうかがえる。
 
 また、グスク時代の遺物包含層(当時の土器や道具等が埋蔵している文化層)が、崖下やグスク頂上の平場からも確認されている。これまで実施された試掘調査では、土器や中国製の陶磁器、骨製品、釣針、鉄製の矢じり等、貴重な遺物が出土しており、その他、炭化した米や麦、粟なども出土している。
 
 これまでの調査結果などから、平良グスクが形成された時代は14世紀~15世紀ごろと推定され、三山時代における南山の前衛的な性格を持つグスクであったと考えられる。グスク石積みの痕跡が確認できる市内でも数少ない貴重な遺跡である。
 
 また、琉球王府時代に首里城内で中国の冊封使歓待のおり上演された組踊「未生の縁」の舞台設定はこの平良グスクとなっており、2003年(平成15)には記念碑も建立(字平良公民館敷地内に設置)されている。
 
英訳文
 Taira Gusuku is a castle built on a hilltop 109 meters above sea level, the highest point in Tomigusuku City, located behind the Taira community.
 
 The Gusuku is surrounded by a steep cliff to the west, but the slope is more moderate on the east and south sides where castle walls and stone paved roads can be seen inside the wooded areas. The Gusuku grounds contain a sacred site worshipped by the people of the Taira community. The Noro priestess and religious leaders of the community, as well as families come to offer prayers for the Hatsuogami (New Year’s Day prayers) and Gogatsu Umachii (May Festival).
 
 The castle wall is located along the 100-meter elevation contour line, with stone walls stacked between existing large rocks on the eastern and southern sides of the castle to make optimum use of the terrain. The castle wall consists mostly of stacked natural stones, but a portion of the eastern wall is built of cut stones, indicating a transition in castle-building techniques.
 
 Soil layers containing buried cultural assets from the Gusuku period have been confirmed under the cliff and in the flat area at the top of the Gusuku. Test-pit surveys conducted to date have uncovered precious artifacts such as earthenware, Chinese ceramics, items made of animal bones, fish hooks, and steel arrowheads, as well as carbonized rice, wheat, and millets.
 
 Based on these survey findings, Taira Gusuku is estimated to have been built around the 14th to the 15th centuries, with innovative features characteristic of the Nanzan Kingdom during the Sanzan period. Taira Gusuku is the only site in Tomigusuku City where remains of castle masonry can be observed.
 
 Taira Gusuku is also the setting for kumiodori (Ryukyuan opera) “Misho-no-en”, which was performed at Shurijo Castle to entertain the investiture envoys from China during the era of the Kingdom of the Ryukyus. A monument on this kumiodori was erected in 2003.


 

〇参考文献
 豊見城市教育委員会 2014 『平良グスク(平良城跡)』 文化財説明板 
 豊見城村村史編纂委員会 1964 『豊見城村史』豊見城村役所
 豊見城村教育委員会 1988 『豊見城村の遺跡』豊見城村教育委員会
 豊見城村村史編纂室 1998 『豊見城村史 第九巻 文献資料編』豊見城村役所
 豊見城村教育委員会 2002 『豊見城村の文化財(増補)』豊見城村教育委員会
 豊見城市市史編集委員会 民俗編専門部会 2008 『豊見城村史 第二巻 民俗編』豊見城市役所

 


文化財説明板の文面


豊かな自然を残しているグスクです。


南側には保栄茂グスクが見えます。

地 図

 

 


より大きな画面で 「豊見城市 文化財説明板マップ」を見る

※「平良グスク」へ向かう道は細くてわかりづらいので、
下記のリンクを参考にしてください。

平良グスクの行き方

 
 

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作成日 平成29年3月31日
 


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