2024年_副読本わたしたちの豊見城市_3・4年
174/254

活か動どつう福ふく地じダムの係かかりの人ひとの話はなし 森しん林りんは「緑みどりのダム」とよばれて、ダムと同おなじはたらきをしていて、水すい源げん林りんになっていることは、わかりましたね。もし、水すい源げんである森しん林りんの環かん境きょうが変かわり、木きがへったり、草くさ木きがかれたりすると、森しん林りんの「緑みどりのダム」のはたらきが失うしなわれてしまい、わたしたちが使つかっている水みずへのえいきょうも出でてきます。 福ふく地じダムのある「やんばる」は、自し然ぜん豊ゆたかで「ヤンバルクイナ」や「ノグチゲラ」などの、きちょうな生いき物もののくらす場ば所しょでもあります。森しん林りんを守まもることで、これらの生いき物ものを守まもることにもつながります。 福ふく地じダムでは、沖おき縄なわ島じまからすがたを消けしたリュウキュウアユを復ふっ活かつさせるため、福ふく地じダムへ流ながれこむ川かわへ奄あま美み大おお島しま産さんのリュウキュウアユを放ほう流りゅうしました。その後ご、福ふく地じダム湖こでの生せい息そくがかくにんされたことで、リュウキュウアユが復ふっ活かつしたと考かんがえられます。これも水すい源げんである森しん林りんを守まもってきたことが、川かわの水みずをきれいにたもつこととなり、リュウキュウアユがふたたび生せい息そくできる環かん境きょうにつながったものだと考かんがえます。 これからも、ダムのまわりの森しん林りんや自し然ぜん環かん境きょうを守まもるために、ダム資し料りょう館かんを利り用ようしてダムについてやダムのまわりの自し然ぜんのことを取とり上あげ、水すい源げんを守まもっていく大たい切せつさを広ひろめる活かつ動どうをしていきたいと思おもいます。水すい源げんを守まもる取とり組くみななみさんたちは、水すい源げんである北ほく部ぶの森しん林りんを守まもる取とり組くみについて、ダムの係かかりの人ひとの話はなしをきいて調しらべました。調調しらしらべるべるつながる・ひろがるやんばるのダム(内ない閣かく府ふ沖おき縄なわ総そう合ごう事じ務む局きょく 北ほく部ぶダム統とう合ごう管かん理り事じ務む所しょ)② 水すい源げんや川かわの水みずを きれいにたもつ取とり組くみ を調しらべよう。このこの時時じじ間間かんかんのの問問とといい水すい源げんを守まもる取とり組くみには、どのようなものがあるのか調しらべよう。① 水すい源げんの森しん林りんを 守まもるための活かつ動どうに ついて調しらべよう。③ 水すい源げんや川かわの水みずを守まもる 取とり組くみが行おこなわれている 理り由ゆうを考かんがえよう。174

元のページ  ../index.html#174

このブックを見る