2024年_副読本わたしたちの豊見城市_3・4年
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倉くら敷しきダムの係かかりの人ひとの話はなし注ちゅう意い! 倉くら敷しきダムの水みずは、豊と見み城ぐすく市しには送おくられません。 倉くら敷しきダムの高たかさは33.5mメートルで、11階かい建だてのビルとほぼ同おなじ高たかさで、県けん内ないでは10番ばん目めの高たかさです。県けん北ほく部ぶの4つの川かわやダム周しゅう辺へんの森しん林りんから水みずを取とり入いれ、豊と見み城ぐすく市しで使つかう約やく1年ねん分ぶんの水みず(県けん庁ちょうの建たて物ものをマスにして約やく20個こ分ぶん)をためることができ、県けん内ないでは7番ばん目めの貯ちょ水すい量りょうです。 倉くら敷しきダムは多た目もく的てきダムとして利り用ようされていて、3つの大おおきなはたらきがあります。1つめに、水すい道どう用よう水すい(飲のみ水みずなど)をためて浄じょう水すい場じょうへ送おくるはたらきがあり、倉くら敷しきダムからは1日にち最さい大だい50,600㎥へいほうメートルの水みずを送おくることができます。2つめに、大おお雨あめのときに川かわがはんらんしないように水みずをためて調ちょう整せいし、水すい害がいから守まもるはたらきがあります。3つめに、日ひ照でりなどで川かわの水みずが少すくなくなったときに、河か川せんの水みずを利り用ようする人ひとや川かわに住すむ生いき物ものなどのために、必ひつ要ような水みずを調ちょう節せいしながら流ながして川かわのはたらきを守まもるはたらきがあります。水すい源げんの森しん林りんのはたらき 森しん林りんには、木きの根ねによって土つちやすなをおさえこみ、流ながれ出だすのをふせぐはたらきがある。そのため、雨あめやわき水みずは、ゆっくりと、少すこしずつ流ながれるだけでなく、森しん林りんの中なかにたくわえられる。このように、森しん林りんはダムのようなはたらきをするので「緑みどりのダム」ともよばれていて、大たい切せつな水すい源げん林りんになっている。倉くら敷しきダム(沖おき縄なわ県けん)雨あめ雨雨あまあま水水みずみずをたくわえる➡ゆっくりをたくわえる➡ゆっくり水水みずみずがが流流ながながれるれるウ 水すい源げんの森しん林りんのはたらきななみさんのノート貯貯ちょちょ水水すいすい池池ちち人人じんじん工工こうこうのダムのダム森森しんしん林林りんりんある倉くら敷しきダムの水みずも、わたしたちの生せい活かつで使つかわれています。ななみさんたちは、ダムより上じょう流りゅうにある、水すい源げんの森しん林りんのはたらきについても調しらべることにしました。つながる・ひろがる福ふく地じダムのような北ほく部ぶにあるダムのほかにも、中ちゅう部ぶに173

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