2024年_副読本わたしたちの豊見城市_3・4年
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活か動どつう福ふく地じダムの係かかりの人ひとの話はなし 福ふく地じダムは、高たかさが91.7mメートルあり、32階かい建だてのビルとほぼ同おなじ高たかさで、県けん内ないでいちばん大おおきなダムです。沖おき縄なわ県けんで使つかう約やく3カ月げつ分ぶんの水みず(県けん庁ちょうの建たて物ものをマスにして、約やく157個こ分ぶん)をためることができます。 福ふく地じダムのある沖おき縄なわ島じまの北ほく部ぶは「やんばる(山原)」とよばれ、深ふかい山やま々やまが続つづいています。雨あめもたくさんふります。一いち度どふった雨あめは、ゆたかな森もりの中なかで長ながい間あいだ、土つちの中なかにたくわえられることから「沖おき縄なわの水みずがめ」の役やく目めをしているともいわれます。 広ひろい森しん林りんの地じ面めんからしみ出でた水みずは、きれいな川かわとなって流ながれます。ダムの役やく割わりは、その川かわをせき止とめて大おお雨あめからまちを守まもったり、毎まい日にちのくらしに必ひつ要ような水みず(飲のみ水みずやせんたく、ふろなど)や工こう場じょうや畑はたけで使つかう水みずを送おくったり、雨あめが少すくないときに川かわの水みずがなくならないように水みずを流ながしたりします。福ふく地じダムに水みずをためるのに、豊と見み城ぐすく市しの面めん積せきの約やく1.8倍ばいの森しん林りんが必ひつ要ようとなります。 人じん口こうの多おおい中ちゅう南なん部ぶのくらしは、北ほく部ぶのゆたかな水みずにささえられています。水みずをたくわえるダムや森しん林りんななみさんたちは、沖おき縄なわ県けん北ほく部ぶの森しん林りんの多おおい地ち域いきにあるダムや森しん林りんのはたらきについて調しらべました。調調しらしらべるべるア 福ふく地じダム<写しゃ真しん:内ない閣かく府ふ沖おき縄なわ総そう合ごう事じ務む局きょく 北ほく部ぶダム統とう合ごう管かん理り事じ務む所しょ>つながる・ひろがるやんばるのダム(内ない閣かく府ふ沖おき縄なわ総そう合ごう事じ務む局きょく 北ほく部ぶダム統そう合ごう管かん理り事じ務む所しょ)② 森しん林りんのはたらきを 調しらべよう。イ 倉くら敷しきダム<写しゃ真しん:倉くら敷しきダム管かん理り所しょ>③ ダムと森しん林りんに共きょう通つうする はたらきを考かんがえよう。つながる・ひろがる「キッズページ ダムってこんなところ」(沖おき縄なわ県けん企き業ぎょう局きょく)このこの時時じじ間間かんかんのの問問とといいダムや森しん林りんは、どのようなはたらきをしているのか調しらべよう。① ダムのはたらきを 調しらべよう。172

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